車をカスタムしたいと思ったとき、真っ先に思い浮かぶものにマフラーがあると思います。
交換することによって音や見た目を大きく変えることができるため、車好きにとっては欠かせないパーツですよね。
そこで今回は人気のカスタムパーツであるマフラーについて、役割や交換するメリット・デメリットについてご紹介します！

ざっくりと説明すると......

• マフラーを変えると見た目や音だけでなくトルクや燃費が向上することがある
• かっこいい音は最高だけど、排気騒音には気をつけよう！
• 排気漏れはマフラーに傷や穴があるかも......
• マフラーの異音は内部の腐食や劣化が原因かも
• 白煙が出ている時はエンジンに異常がある可能性が高い
• マフラーに異常を感じたらすぐに専門業者に診てもらおう
• マフラーの修理・交換は【自動車修理工場】がおすすめ！
• 優良工場を探す時は【メンテモ】を活用しよう！

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マフラー交換で得られるメリットとは？

車の排気系は大きく分けて3つのパーツから成り立っています。

• エンジンから排出されるガスを一つにまとめる「エキゾーストマニホールド」
• エキゾーストマニホールドとマフラーを繋ぐ「エキゾーストパイプ」
• 消音器である「マフラー」

マフラーには消音効果以外にもメリットがあることはご存知でしょうか？
それでは、マフラーを交換することによって得られるメリットを詳しく見ていきましょう。

排気効率向上！パワーアップによる力強い走りを実現

まず一つ目のメリットは「排気効率」が向上するということです。
マフラーを交換することで排気効率が向上しパワーを上げることができます。
これがマフラー交換最大のメリットです。
排気効率を考慮するならば、先ほどご説明したマフラーよりも前に付いている部分を含めた排気系全体を見直すのが最も良いですが、マフラーのみでも十分効果は見込めます。
しかしながら、ただ単にマフラーのパイプ系を太くするだけでは排気の抜けが良くなりすぎてしまい、中低速域のトルクがスカスカになってしまうことがありますので注意が必要です。

エキゾーストノートを好みに変えられる

マフラーを変えることによってエキゾーストノートを自由に変えることができます。
車の排気サウンドの決め手は主にサイレンサーですが、その形状や使用されている吸音材の量には多数の種類があり、その違いによって音が変わります。
好みのサウンドに変えたいときは、メーカーのホームページなどでエキゾーストノートを紹介しているのでチェックしてみるとよいでしょう。

見た目のかっこよさを自分好みにカスタムできる

マフラーの素材や形状を自由に選べるのもマフラー交換のメリットです。
最近はステンレス製のものが採用されている車種が増えましたが、純正マフラーは加工しやすくコスト面で優れていることからスチール製のものが多いです。
しかし、スチールには重くて錆びやすいという欠点があります。
そのため素材をスチールからステンレスに変えるだけでも軽量化や耐久性の向上が期待できます。
また、アフターパーツのマフラーはステンレスだけでなく、更に軽量で高強度で見た目も美しいチタニウム製のものもあります。
マフラーデザインも楕円形や大径、デュアルなどさまざまで自分の好みに合わせてカスタマイズできる楽しみもあります。

マフラー交換、車検は問題ない？

マフラーの騒音については保安基準で定められた「排気騒音」と呼ばれる指標以下に音量を抑える必要があります。
車検では「近接排気騒音」という値をチェックしますが、それ以外にも「加速走行騒音」「定常走行騒音」という規定があります。
これらの基準をみたいしていない場合、車検に通らないだけでなく、罰金刑や懲役刑が課されることもありますので注意しましょう。
近接排気騒音は製造年、エンジンの位置、積載量によって細分化されており、規定値が前後します。

また、次のような点にもチェックしましょう。

• マフラーのテールエンドがバンパーから飛び出していたり、尖っていると車検に通らない

• マフラーの取り付け位置が地面から9cm以上離れていなければならない

• 排ガスを浄化する装置である触媒が装着されていなければならない

これらの条件を満たしていないと車検に通りません。

マフラーが車検に対応しているかどうかは、「保安基準適合品」「車検対応品」「JASMA認定品」いずれかの記載があれば判断可能です。

現在、騒音規制は年々厳しくなっており、2020年から国際基準で定められている通称『フェーズ2』では70～74dbとなっていますが、2022年から始まる『フェーズ3』では規定値が68～72dbに変更されます。
また、フェーズ3ではマフラーの従来の排気音だけの測定から、タイヤのロードノイズも測定の対象になるため、今まで以上に制限が厳しくなり、社外マフラーへの変更だけでなく、純正マフラーを使用した現行販売車種も規制対象に含まれる可能性もあり、終売が危惧されています。
カスタムを検討されている方や、GT-Rなどのスポーツカーの購入を検討されている方にとっては最後の機会になることも考えられますので、この機会に交換するのはいかがでしょうか？

マフラーが故障したら交換は必須？修理できないの？

マフラーに異変を感じたら修理を検討すると思いますが、症状によっては交換せずとも修理可能なことがあります。
ここではマフラーの故障の症状についてご紹介します。

マフラーに傷がある・排気が漏れている場合

マフラーにできた傷や穴、繋ぎ目の部分から排気が漏れることがあります。
排気漏れは騒音の原因になるだけでなく、有害物を含んだ排気ガスが車内に入り込むことで頭痛を引き起こしたりする可能性もあります。

マフラーから異音がするけど大丈夫？

マフラーから異音がする場合、傷や穴からの排気漏れだけではなく、マフラー内の触媒が不具合を起こしていることがあります。
「ガラガラ」「ゴトゴト」という音が聞こえたら触媒の劣化や破損が考えられます。
また、エンジンの回転数をあげたときにバラバラとこもったような音が聞こえるときはマフラーの腐食や破損も考えられます。

白っぽい煙が出ている！故障？

マフラーから白煙が出ている場合はマフラーではなくエンジンに問題があるかもしれません。
原因としてはシリンダーガスケットの破損によってエンジンオイルなどが漏れ出し、燃焼室に入ってしまうことでオイルとガソリンが一緒に燃焼していることなどが考えられます。
このような症状は特に高速道路の走行などでエンジンに大きな負荷がかかると起きやすいです。
そのまま走行を続けるとエンジンに深刻なダメージが発生することもありますのでできるだけ早く修理することが重要です。

マフラーが故障したらどうする？対処法は？

シリンダーガスケットの破損はオーバーヒートする危険性があるので、白煙を確認したときは走行を中止してロードサービスを利用することも検討しましょう。
排気漏れも前述の通り、人体への影響も考えられるため早期の点検・修理が必要です。
故障の内容次第ですが、マフラー内部の以上は交換する必要がありますし、小さな穴であればマフラーパテで穴を塞ぐだけで直ることもあります。

マフラー修理や交換はどこに依頼するのがいいの？

マフラーの修理・交換は比較的簡単な作業ではありますが、マフラーの交換となると部品代だけでかなりの金額になってしまうことが予想されます。
「できるだけ安く抑えたい！」そうお考えの方におすすめなのが【自動車修理工場】です。
ディーラーでは工賃が割高だったり、カー用品店では工賃が安くても部品代が高いということが考えられますが、修理工場に依頼すればどちらも安く済ませることができると思います。
自動車修理工場はディーラーの下請けとして作業を行なっていることも多く、安いから作業が雑ということもありません。
しかしながら、工場は数多くあり、全ての工場が優れているわけではないことには注意が必要です。
そこで、より良い工場を見つけるために便利なのが【メンテモ】です。
メンテモでは一定以上の技術を有していてサービスを行なっている優良な工場のみを掲載しているため、自信を持っておすすめできます。
気になった方はぜひ一度サイトをご覧ください！

おすすめのマフラーメーカー8選！

アフターパーツは数が膨大で、どのメーカーがいいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そこで、おすすめのメーカーの特徴をご紹介したいと思います。

無限（MUGEN）

無限はホンダのアフターパーツの開発・販売を手掛けています。
純正オプションに採用されることもあるため、うるさすぎないくらいほどよいサウンドが特徴です。
また、レース事業にも長く携わっているためその性能も高く評価されています。
大音量の排気音を求めている方には物足りないかもしれませんが、どのようなシーンでも使えるカスタムになると思います。

柿本改

柿本改は重低音サウンドを楽しみたい方におすすめのメーカーとなっています。
競技用はもちろん、車検対応マフラーの販売も充実しています。
コースレコードを何度も塗り替えるほど、そのチューニングには定評があり、エンジンのチューニングなども行なっています。

5ZIGEN

さまざまな国産車の車種ごとに対応した専用マフラーを販売しているのが特徴で、排気騒音規制にも対応しているため車検に通すことも可能です。
5ZIGENはマフラーだけでなくマフラーカッターも豊富なメーカーです。

HKS

HKSはサーキットやドラッグレースにも参戦し活躍している実績と技術のあるメーカーです。
マフラーだけでなくターボチャージャーなども販売していて種類が豊富です。
また、グラスウールを消音材として使用した業界初のメーカーとして有名です。

TRUST

TRUSTは2008年に一度倒産してしまったメーカーですが、2016年に復活を遂げた呼排気系に強いメーカーです。
焼き色が際立つ美しさと性能を兼ね備えたマフラーが特徴です。

FUJITSUBO

FUJITSUBOは創業から100年近い歴史を持つ老舗メーカーです。
大手自動車メーカーのほぼ全ての車種をカバーするほど豊富なラインナップと、クオリティの高さが特徴です。
「オーソライズ」シリーズなどの車検対応マフラーも販売しています。

BLITZ

BLITZは競技用マフラーの販売も手がけるチューニングパーツメーカーです。
車高調などでご存知の方も多いのではないでしょうか？
性能はもとより、チタンカラーマフラーや鏡面仕上げのステンレスマフラーなど外観の美しさが特徴です。

ガナドール

ガナドールはスポーツマフラーの販売を手掛けているメーカーで、独自開発したトルクや燃費の向上が売りのパワーブーストシステムが特徴です。
全モデルフルチタンかステンレスが選択可能となっているため好みのものを選びやすいと思います。

マフラー交換を依頼するなら【自動車修理工場】がおすすめ！

今回はマフラーの特徴やメリット、故障などのトラブルについてご紹介しました。
マフラーを変えることで見た目や音が変わり、走ることがより楽しくなると思います。
数多くのメーカーがさまざまなマフラーを販売しているので、あなたの好みにあった物をぜひ探してみてください！
また、マフラーの取り付けや修理でお困りの際は【メンテモ】を活用してみてください！

【今回の記事のまとめ】

• マフラーを変えると見た目や音だけでなくトルクや燃費が向上することがある
• かっこいい音は最高だけど、排気騒音には気をつけよう！
• 排気漏れはマフラーに傷や穴があるかも......
• マフラーの異音は内部の腐食や劣化が原因かも
• 白煙が出ている時はエンジンに異常がある可能性が高い
• マフラーに異常を感じたらすぐに専門業者に診てもらおう
• マフラーの修理・交換は【自動車修理工場】がおすすめ！
• 優良工場を探す時は【メンテモ】を活用しよう！

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