ナンデちゃん
車のメンテナンスって自分でもできるのかな?
こむぎちゃん
どこをチェックすればいいのかわからないよね
セイビちゃん
クルマには部品がたくさんあってわかりにくいですよね…でも大丈夫!簡単にチェックできるものから順番に見ていきましょう!
愛車を長持ちさせたい、そんな方はメンテナンスは丁寧にやっておきたいとお考えですよね。
しかし「車に詳しくないからどこから始めればいいのか分からない」という方も多くいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、車のメンテナンスを行いたいという方のために定期的に確認・交換がおすすめな項目についてわかりやすくご説明いたします。
初心者でも少しづつ始められることから、お店に依頼するのがおすすめなメンテナンスなど難易度順にご紹介していきます!
併せて、メンテナンスの時期と費用を節約する方法をご紹介しますので参考にしてみてください!
ざっくりと記事をまとめると…
初心者でもできるタイヤやワイパーなどの消耗部品を確認しよう!
ブレーキやエンジンのメンテナンスは複雑で走行に問題が出る箇所なので、プロに任せると安心
メンテナンス工賃はお店によって違う!
自動車修理工場に依頼すればリサイクルパーツを使ってもらえるので費用が安くなる
定期点検を依頼するなら【メンテモ】で工場を探すと便利
初心者でも安心な車のメンテナンスは?
ナンデちゃん
ナンデでもできる車のメンテナンスってあるの?
こむぎちゃん
車に全然詳しくない人もたくさんいるよね!でもやってみたら結構簡単だから、洗車している時とか、車を使う前とかにみてみるのがおすすめだよ!
自分でメンテナンスをするといっても、何をチェックすればいいのかわからないという方も多いかもしれません。
まずはチェックする項目とそのポイントについて、簡単なものから解説していきますよ!
セイビちゃん
メンテナンスは車の寿命を伸ばすためにも重要なことなんです!合わせてこちらの記事もご覧ください!
【メンテナンス難易度:低】消耗部品の確認
それでは、まず難易度の低いメンテナンスです。
車に乗る前や洗車時に簡単にチェックできる項目となっていますので、今日から始められて車にあまり詳しくない方でも安心です。
タイヤのチェック
難易度の低いメンテナンスとしてまず初めに行うべきことは「タイヤのチェック」です。
タイヤは車が唯一地面と接している部分なので、最低でも下記の3箇所だけは確認をするようにしましょう!
溝の深さ 溝が1.6mm以上でスリップサインが出ていないか?
空気圧 空気圧が下がりすぎていないか?
ゴムの劣化具合 ひび割れや保存期間が5年以上経過していないか?
タイヤは車の部品の中でも地面と唯一接している部分ですので、一番摩耗する部品でもあります。
ワイパーゴムのチェックと交換
難易度の低いメンテナンスとして次にあげらるのは「ワイパーのチェック」です。
ワイパーの効きが悪いと雨の日に視界不良となり危険ですので、安全に運転するためにも定期的にチェックしましょう!
チェックポイントは以下の2点です。
ゴムの劣化具合:割れていたりボロボロになっていないか?
拭き取り具合:ワイパーを動かした時に拭き残しが目立つことはないか?
年に一回交換するのが目安とされていますが、日よけや雨よけがない場所で車を保管している場合や、雨や雪の中での走行が多い場合は劣化が早まることが多いです。
水はけが悪かったり、滑りが悪く「キーキー」といった音がするなどワイパーの調子が悪いと感じたときは交換することおすすめします。
セイビちゃん
ワイパーゴムの交換はとても簡単にできますし、お店に依頼しても数百円で済みますよ!
ナンデちゃん
ワイパー交換の時期やおすすめのワイパーについてはこちらの記事を読もう!
こむぎちゃん
自分でやるのが不安な人とか、ワイパーゴムの選び方がわからない人は下の紫のボタンからワイパー交換を予約できるよ!
山梨県でワイパー交換
をお願いできる工場をお探しならヘッドライトのチェックと交換
難易度の低いメンテナンスとして3つ目にあげられるのは「ヘッドライト」です。
ヘッドライトやテールランプ、ブレーキランプなどは走行時に点灯しますので気づかないこともあるかもしれません。
しかし、電球が切れたまま走行していると保安基準違反になります。
電球が切れてしまったけど交換にいくらくらいかかるんだろう…とお考えの方は、以下の記事で詳しくご説明しています!ぜひあわせてご覧ください!
山梨県でヘッドライト交換(車内外ライト全般)
をお願いできる工場をお探しならウォッシャー液のチェックと補充
難易度の低いメンテナンスとして最後に確認したいポイントは「ウォッシャー液」です。
フロントガラスが汚れてるのにウォッシャー液がなくて汚れが落とせない......ということを避けるために定期的にチェックしましょう。
ウォッシャー液には明確な補充のタイミングがなく、使用頻度によって異なるので頻繁に使う方はその分減りも早いです。
なんだか出が悪い…減ってきたな…と感じた時はその都度補充するようにしましょう。
注意しなければならない点は、生活している地域によってウォッシャー液の種類を変える必要があることです。
こむぎちゃん
寒冷地では不凍タイプのウォッシャー液を選ばないと凍ってしまう可能性があるので注意しよう!
【メンテナンス難易度:中】不安でも大丈夫!安価に依頼できるメンテナンス
さて、ここまでで難易度が低く、初心者でも簡単に確認や交換ができる項目をご紹介しました。
ここからはディーラーやカー用品店、自動車修理工場に安価に依頼できる「難易度中」のメンテナンス項目をご紹介していきます。
エアコンフィルターの交換
エアコンは外気を取り込んで車内に冷たい空気を送っています。
その際外気に含まれる埃や花粉などを除去してくれるのがエアコンフィルターです。
そのため使用頻度が高いほど汚れが早く溜まり、意外と汚れている場合が多く、異臭を感じた時はフィルターにカビが生えていることもあるので要注意です。
多くの場合、助手席の前に存在する「グローブボックス」の奥に取り付けされているのでグローブボックスを外してフィルターの汚れをチェックしましょう。
セイビちゃん
交換の目安は使用開始から1年、または走行距離10,000kmです!
山梨県でエアコン修理・清掃
をお願いできる工場をお探しならエンジンオイル・オイルフィルターのチェックと交換
エンジンオイルは自動車整備の中で非常に重要な項目となっています。
交換を怠ると燃費が低下するだけでなく、エンジン内部に汚れが蓄積してエンジンの調子が悪くなります。
最悪のケースだと冷却不良や潤滑不良によって金属同士の摩擦部分が加熱し、焼き付きを起こしてしまうかもしれません......。
セイビちゃん
そういった事態に陥らないためにも日々のメンテナンスや定期的なオイルフィルター交換のが大切ですよ!
エンジンオイルはエンジンルーム内の「オイルレベルゲージ」を見ることで汚れ具合や残量を見ることができます。
エンジンオイルのチェックポイント
チェックする際のポイントは以下の2点です。
量が減っていないか?
色が変色していないか?
量についてはオイルレベルゲージの上限と下限の印の範囲内にオイルがついていれば問題ありません。
また、エンジンオイルは汚れてくると真っ黒になるため、色のチェックも忘れずに行いましょう。
こむぎちゃん
オイルの汚れチェックは、オイルレベルゲージを雑巾とかに垂らしてみると確認できるよ!
エンジンオイルの汚れ【確認方法】
オイルレベルゲージを抜く
先端を雑巾などで綺麗に拭き取ってからまた戻す
もう一度抜き、オイルレベルゲージの先端に付いたオイルを雑巾などに垂らす
セイビちゃん
雑巾にオイルを垂らした時に真っ黒な汚れがたくさんある場合や、垂らしたオイルの中で広がるようであれば交換時期が来ている証拠です!
エンジンオイルの交換目安は、走行距離が5,000〜6,000km程度となっています。
また、エンジンオイル内のスラッジや金属片などの汚れを回収してくれるオイルフィルターも、交換せず放置しているとオイルの性能が下がってしまいます。
オイルフィルターはエンジンオイルを2回交換したら1回交換することをおすすめします!
バッテリーのチェックと交換
バッテリーが上がってしまうと車が動かなくなってしまいます。旅先などで起こってしまうと予定が狂ってしまったり非常に厄介ですよね。
ですのでバッテリーもしっかりとチェックしておきましょう!
バッテリーのチェックポイント
バッテリーの劣化具合を知りたいときは以下の項目を確認しましょう。
製造年月日から3年以上経過していた場合は交換をおすすめします。
メンテナンスフリーのバッテリーをお使いであれば、バッテリー液の量を確認する必要はありません。
その他のバッテリーは側面に最高液面線(UPPER LEVEL)と最低液面線(LOWER LEVEL)の表記があるので、これが半分以下になっていたら補充しましょう!
バッテリー液は硫酸なので、自分で補充する際には十分注意してください。
電圧に関しては専用の工具が必要になるのでもしご自身で確認したい場合は購入するか、ガソリンスタンド・カー用品店でお願いするのがいいと思います。
セイビちゃん
バッテリー上がりの気配を感じたときには以下の記事が役立つとおもいますので参考にしてみてください
山梨県でバッテリー交換
をお願いできる工場をお探しなら【メンテナンス難易度:高】お店に依頼するのが安心!おすすめメンテナンス
ここまでは自分でもメンテナンスが可能なものについてお伝えしました。
ここからは専門知識や経験が必要になるためプロにお任せした方がいい部位について紹介します。
メンテナンス難易度が高い項目は、初心者が行うと危険なものもありますので、専門の業者に依頼することをおすすめします。
ブレーキパッド・ローターのチェック・交換
ブレーキは安全に走行するために重要なパーツの一つです。
メーカーの公表によると、パッドは新品の半分(5mm)まですり減っているときには交換が推奨されています。
また、パットを受けるブレーキローターも消耗品です。
交換は一般的に10万kmと言われていますがローターの厚みで判断した方が確実です。
新品の状態から2〜3mm減っている場合や、パッドとの接触面が接触面がレコード盤のようになっていたり、深く削れている場合には交換しましょう。
ブレーキパッド・ブレーキローターともに自分で交換することは可能ですが、点検整備記録簿への記載が義務付けられています。
そして、仮に取り付けに不備があった場合、命の危険に関わることも考えられますので専門の業者に依頼した方がよいでしょう。
こむぎちゃん
万が一のことを考えるとプロにお任せした方が安心だね!
セイビちゃん
ブレーキの修理やメンテナンス料金が知りたいという方は、以下の記事で詳しくご説明していますよ!ぜひ読んでみてくださいね。
山梨県でブレーキ修理・メンテナンス
をお願いできる工場をお探しならブレーキフルード(オイル)の交換
走行時とエンジンを止めているにブレーキを踏むとそれぞれペダルの重さが違うと感じたことはありませんか?
これは「油圧」と呼ばれる構造によるもので、この働きを担っているものがブレーキフルードになります。
ブレーキフルードを長期間使用していると液体中に空気中の水分が入り込んで劣化し、性能を十分に発揮できなくなってしまいます。
この状態でブレーキを使用すると、摩擦熱によってブレーキフルードが沸騰し、気泡が発生します。その結果、油圧がうまく伝わらずブレーキが効かなくなる「ペーパーロック現象」が起こります。
こうなってしまうと重大な事故に発展しかねないので日頃から点検することが大切です。
ブレーキフルードのチェックポイント
ブレーキフルードはボンネット内のエンジンルームにある、リザーブタンクという透明な容器に入れられています。
タンクにMINとMAXのラインが刻まれているので、そのラインの中間を下回ったら交換しましょう。
オイルフルードは使用により減るものではないので、注ぎ足すのではなく交換になります。
また、液量が減っている場合は液漏れも考えられるので工場などで点検してもらうといいでしょう。
ブレーキフルードは使用により段々変色し茶色や焦茶色になります。そうなったら交換のタイミングです。
また走行距離が10,000〜15,000km、使用して2〜4年経過したタイミングも交換の頃合いです。
セイビちゃん
最終的には黒くなりますが、ここまで進むともう限界なのですぐに交換しましょう!
山梨県でブレーキ修理・メンテナンス
をお願いできる工場をお探しならエンジン内部のスパークプラグの交換
スパークプラグはガソリンを着火させる役割を担っています。
スパークプラグが劣化すると加速や燃費に影響するため定期的に交換しましょう。
プラグは先端に使用されている素材によって価格や耐久年数が異なってきます。
一般的なレジスタープラグは走行距離が15,000〜20,000km、白金・イリジウムプラグは100,000kmが交換の目安です。
ご自分で交換することも可能ですが、ネジ状のパーツのため、取り付け時にネジ穴をダメにしてしまい修理費がかってしまう可能性があります。
また、スバル車などに用いられている水平対向エンジンは、エンジンルーム内の作業スペースが狭いので交換に手間がかかります。
こむぎちゃん
こちらも工場などに依頼する方が簡単ですね。
車のメンテナンスっていつ行えばいいの?それぞれの交換時期【早見表】
ここまでで紹介したメンテナンス項目の交換タイミングをわかりやすくまとめてみました。
ご自分でチェックする際にぜひご活用ください!
車のメンテナンス【早見表】
点検項目 | 走行距離 | 時期 |
---|
タイヤ交換 | およそ32,000km | 4〜5年 |
ワイパーゴムの交換 | - | 半年〜1年 |
ヘッドライトの交換 | - | ハロゲンは約2年
LEDは約5年 |
ウォッシャー液の補充 | | 減ってきたらその都度補充 |
エアコンフィルターの交換 | 約10,000km | 約1年 |
エンジンオイルの交換 | 3,000〜5,000km | - |
オイルフィルターの交換 | 約20,000km | - |
バッテリーの交換 | - | 製造年月日から3年 |
ブレーキパッドの交換 | 50,000km | 新品の半分(5mm以下)のとき |
ブレーキローターの交換 | | 新品の状態から2〜3mm減ったとき |
ブレーキフルードの交換 | 約10,000〜15,000km | 2年〜4年 |
スパークプラグの交換 | 一般タイプは15,000〜20,000km
長寿命タイプは100,000km | - |
この表は横スクロールで見切れた部分を見ることができます。セイビちゃん
エンジンオイルやプラグ、バッテリーの交換は、車種によって変わるので、愛車のメンテナンス時期は各メーカーの推奨時期を確認してみてくださいね!
車のメンテナンスってお金がかかる…費用を節約する方法は?
さて、ここまでで車のメンテナンスを難易度順にご説明しました。
交換の時期や、それぞれのメンテナンス・交換にどのくらいのお金がかかるかがおわかりいただけたかと思います。
車を所有していると車検や税金、保険費用などでさまざまなお金がかかってしまいますよね。
それに追加してメンテナンスや修理の費用がかかってしまうのは大変…とお考えの方も多いと思います。
そんな方のために、ここからは車のメンテナンス費用を節約する方法をご紹介します!
メンテナンスはこまめに行うのがおすすめ!
ナンデちゃん
メンテナンスの費用を節約したいのに、こまめにやるのがおすすめってどういうこと?
車のメンテナンスや整備は、正しい時期にきちんと行うことで故障や不具合を防ぐことができます。
故障や不具合が起きると、部品交換や修理が必要になり、結果的にお金がかかってしまうということなんです。
そのため、車にかかるお金を少しでも節約したいとお考えの方はこまめにメンテナンスするのがおすすめです!
部品代を節約するためにできることは?
車の部品代を節約するためには中古パーツやリサイクルパーツを使うと価格を抑えることができます。
リサイクルパーツとは:一度パーツを分解して洗浄し、再度組み直したもの。性能や故障のリスクは新品のパーツと変わらないので、安価に交換できるパーツとしてとても優秀。
新品パーツに比べて、中古パーツでは半額、リサイクルパーツでは3〜4割程度安くなります。
ただし、車種が同じであっても、型式・グレードによってパーツが異なることもあるので注意が必要です。
お店ごとのメンテナンス工賃に注意!コスパの良いお店はどこ?
車のメンテナンスを依頼できるお店は色々ありますよね。ディーラーや大手カー用品店、ガソリンスタンド、自動車修理工場などです。
それぞれの違いは、技術力だけではなく【メンテナンス工賃】もあるということはご存知ですか?
メンテナンス工賃は全体の3分の1程度かかるのが一般的です。
リフトアップが必要であったり、工具が入らない箇所の分解が必要であったりするため、どうしても時間がかかり工賃が高くついてしまいます。
ディラーの特徴
大手カー用品点の特徴
カー用品店の主な作業にかかる費用はこちらの記事でご紹介していますので、合わせてよんでみてください!
ガソリンスタンドの特徴
自動車修理修理工場の特徴
ディーラー並みの技術力で安く依頼するためのコツはこれ!
ディーラー並の技術力やすく依頼するには自動車整修理工場がおすすめです!
自動車修理工場でメンテナンスを受ける際の最大のメリットは、コスパの良さです。
自分で工場を決めて好きな時に好きなようにメンテナンスしたい!という方におすすめです。
自動車修理工場では、気軽に愛車の相談ができたり、買い替え時期が近く、交換しなくても問題なさそうなものなど、とても融通がきくところが魅力です。
前項でもご紹介しましたが、自動車修理工場は新品パーツに比べて安いリサイクルパーツとの交換も依頼できます。
自動車修理工場メリットは?
車に最適なメンテナンスを行いたい…!どんな小さいことでも相談したい!と思っている人は、自動車修理工場かメンテナンスをお願いするといいと思うよ!
山梨県で腕のいい自動車整備工場や板金塗装工場を探す場合には、入庫予約サイト「メンテモ」を使うと便利ですよ! セイビちゃん
国からの認証を受けた工場のみが登録しているサイトなので、整備記録簿やステッカーの発行もしてもらえますので、安心して依頼できます!
【まとめ】車を長持ちさせたいなら【自動車修理工場】に依頼!コスパも良くて安心!
車のメンテナンス箇所や時期、費用を比較しながらご紹介しました。
自動車修理工場に依頼すれば、リサイクルパーツを扱っているので安く依頼できることも分かっていただけたかと思います。
【今回の記事のまとめ】
初心者でもできるタイヤやワイパーなどの消耗部品を確認しよう!
ブレーキやエンジンのメンテナンスは複雑で素人がメンテナンスすることは危険なので、プロに依頼すると安心!
メンテナンス工賃を比較して自分に合ったお店を探すと安心!
自動車修理工場に依頼すればリサイクルパーツを使ってもらえるので費用が安くなる
定期点検を依頼するなら【メンテモ】で工場を探すと便利