※こちらの記事にはPRを含みます。

私たちの暮らしの中にも十分に浸透してきたハイブリッド車。
その中でもトヨタのプリウスは特段人気であり、驚きの低燃費性能にも目を見張るほどです。
そのような人気のプリウスですが、維持費のほどはどれくらい掛かるのでしょうか？
憧れのプリウスを入手したのに思わぬ維持費に泣く泣く手放す...といったことの無いように事前にプリウスの維持費ついて知っておきましょう！

ざっくりまとめると...

• エコカー減税で税金が大きく免税される！
• 車検費用もかかりにくい！
• プリウスの維持費はおよそ年間40万円！
• アクアやノート等とは維持費は変わりにくい
• もっと費用を抑えるならカーリースがオススメ！
• 修理や車検では【自動車修理工場】を使うと安く抑えられる！

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気になるプリウスの年間維持費は？自動車税はどのくらいかかるの？

気になるプリウスの維持費について説明する前に、そもそも維持費とは何なのか？についてご説明します。
維持費とは主に以下の

• 税金
• 車検費用
• 保険料
• ガソリン代
• 駐車場代
• メンテナンス代

などから形成され、車に乗り続けるのに必要な金額を指します。
車種によってかなり異なる金額であるので、注意が必要です。
個人の条件によっても異なりますので、以下の記事を読みながらご自身の場合に沿って計算をすることをお勧めします。

プリウスの税金はいくら？

まず初めにプリウスの税金についてご説明します。

プリウスに掛かる税金に関しては、

• 自動車税

• 自動車重量税

の2種類に区別されています。

税金の説明に移る前にエコカー減税について説明させて頂きます。

ご存知の方もいるかもしれませんが、日本にはエコカー減税と呼ばれる制度があります。

エコカー減税とは：国が定めた排出ガス及び燃費性能の基準を満たした自動車に対して、自動車税と自動車重量税を免税、軽減するための制度。

プリウスはこのエコカー減税対象車であるので、自動車税、自動車重量税にこの減税を受けます。

自動車税について

自動車税とは、用途と総排気量に基づいて課される、毎年払わなければならない税金のことを指しています。

以上のようになっており、総排気量によって決定されます。

※今回は必要な物のみ掲載しております。

プリウスの排気量はおよそ1.8リットルの為、自動車税は36,000円になります。

しかし新車として購入してから2年目の自動車税にはエコカー減税（グリーン化特例）が適応され、それより75％が免除されるためこれが9,000円になります。

この減税が受けられるのは新車として購入してから2年目の自動車税のみなので、新車で購入した1年目、購入から3年目以降は通常通りの自動車税36,000円となります。

まとめると自動車税は、

• 新車として購入した1年目と3年目以降は36,000円

• 新車として購入した2年目のみ減税され、およそ9,000円

と以上のような金額になります。

自動車重量税について

自動車重量税とは、車両重量に基づいて課される税金です。

払う時期は新車購入時と車検時になっており、新車購入時は3年分まとめて、車検時には2年分まとめて支払う必要があります。

プリウスは基準を満たしたエコカーであるので、本則税率という割引を受けられます。

それによってプリウスの車両重量はおよそ1,400kgのため、計算すると一年あたりの金額は7,500円となります。

しかしエコカー減税によって新車購入時の3年分及び初回の車検時の2年分が免除されます。

まとめると

• 新車購入時の3年分と初回の車検時の2年分は免除されるので、0円

• それ以降は車検時に2年分をまとめて払うため、15,000円

と、以上のような金額になります。

保険料はどのくらいに？

テレビや新聞、インターネットのニュース等でプリウスの交通事故などに関する情報を目にしたことのある方も多いと思います。

その為、事故が多い車種だと保険料も高いのでは？とお思いになられる方もいらっしゃるかと思いますが、そういったことはあまり見受けられませんでした。

その為、安心してプリウスの保険を選んでいただけます。

本題に移りますが、保険料には自賠責保険と任意保険の2種類があります。

自賠責保険について

この自賠責保険は強制保険として、自動車を購入する際に契約が義務付けられている保険です。

自賠責保険は交通事故などを起こしてしまった際に適用されて、対人事故の損害賠償を補償をしてくれる保険です。

自賠責保険料は車種によって決まっています。プリウスの自賠責保険料を見ていきましょう。

と表のようになっており、おおよそ2年で20,000円となっています。

他にも表の通りではなく、必要な期間だけ購入し契約をすることも可能なので、ご自身のプランに合わせてご契約ください。

しかし、2021年12月に国土交通省が交通事故による重度後遺障害者の支援を充実させるために、自賠責保険の金額を車両1台につき年100円程度上乗せをするという方針を出しました。

2023年度に実施を目標にしており、現在動きが出ています。

任意保険料について

先程の自賠責保険ではカバー出来ない部分まで保証してくれるのが任意保険です。

任意保険料は契約する車の事故率や契約者の年齢、プラン等の要因によって決定されるので一概には金額を提示することは出来ません。

例を1つご紹介します。

• 25歳

• ブルー免許

• 保険対象は家族限定

• 使用目的は日常、レジャー

といった条件で保険料を計算します。

以上の条件だと保険料はおおよそ年間78,000円前後となりました。ご自身の乗り方やプランによって大きく変動しますので、予めご了承ください。

車検費用はどのくらい？

車検費用についてご紹介します。
車検費用は大きく分けると【車検基本料金】と【法定料金】の2つに分けることができます。

車検基本料金について

車検基本料金については、車種によって異なる上に交換するパーツなどによっても金額が異なる為、今回は平均値を記載します。
プリウスの車検基本料はおおよそ16,000円前後になっています。

法定料金について

法定料金とは、【重量税】【自賠責保険料】【印紙代】などから形成されます。
前項で解説しました重量税は主に車検時に支払うので、維持費を計算する上では二重に計算をしないように注意しましょう。
プリウス各種ともに初回車検時の重量税は減税により0円となります。
その為初回車検時の法定料金はおおよそ22,000円前後になります。
しかし、2回目以降の車検では重量税も収めなければなりません。
その為2回目以降の車検ではおおよそ37,000円前後になり、プリウスPHVなどの排気量が多いモデルは重量税が高くなるため、おおよそ42,000円前後になります。
以上の車検基本料金と法定料金をまとめると、

• 初回の車検費用はおおよそ40,000円前後
• 2回目以降は55,000円前後
• 2回目以降のプリウスPHVなどは60,000円前後

になります。
車検費用のより詳しい内容や、より安く抑えたい方にはこちらの記事がおすすめです！
合わせてご覧ください。

ガソリン代、駐車場代はどれくらい？

プリウスはエコカーと言えども、ガソリンが必要になり、駐車場代も必要になります。
これらは個人の状況によって大きく異なってしまうので、今回は全国的な平均値から算出したいと思います。

ガソリン代について

プリウスは低燃費ということもあり、リッター平均28kmとかなり良い燃費をしています。
年間走行距離の平均は6000kmであり、レギュラーガソリンの平均価格は165円となっています。
6000km走るために必要なガソリンは約220リットルなので、年間平均ガソリン代は約36,000円となります
10000km走るのであれば、年間平均ガソリン代は約60,000円となります。

駐車場代について

こちらは地域は場所によって大きく変動するため、全国平均値で計算します。
1ヶ月の駐車場代の全国平均値はおおよそ8,000円前後になります。
そのため年間駐車場代は96,000円前後になります。

見落としがちなメンテナンス代！

最後に見落としがちなメンテナンス代についてご説明します。
ディーラーで加入するか悩んでしまうメンテナンスパックについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
合わせてご覧ください。

オイル代

プリウスのオイル交換は一年ごと、または走行距離が15,000kmに到達、といったことが目安にされています。
その為、一年ごとにオイル交換を行うことが好ましいです。
オイル交換一回の平均代は5,000円前後であるので、年間平均オイル交換代は5,000円となります。

タイヤ代

春から秋にかけてはノーマルタイヤで十分ですが、寒い冬を乗り越えるためにはスタッドレスタイヤに履き替えねばなりません。
そういったタイヤ代ですが選ぶモデルによってこちらも変動してしまいます。
平均的な年間タイヤ代は50,000円なので、こちらを見積もっておくのがよろしいと思います。
タイヤ交換に関することはこちらの記事により詳しく載っています！
気になる方はこちらをご覧ください。

近年はアジアンタイヤと言って価格が安く性能もしっかりとしているタイヤが多く流通しています。
「名前だけ聞いたことがある！」
「初めて聞いた！」
なんて方もいると思います。
アジアンタイヤについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください！

バッテリー代

こちらはプリウスならではの問題です。

プリウスには

• 駆動用メインバッテリー

• 補機用バッテリー

と呼ばれている2種類のバッテリーが搭載されています。

【駆動用メインバッテリー】は少し高額となっており、交換費用は15万円ほどになります。

交換目安の年数はおよそ5年であるため、年間平均額は30,000円前後となります。

【補機用メインバッテリー】の交換費用は30,000円前後に収まりますが、交換目安の年数が少し短く、およそ3年前後となっております。

その為年間平均額は10,000円前後に収まります。

バッテリー代

こちらはプリウスならではの問題です。
プリウスには

• 駆動用メインバッテリー
• 補機用バッテリー

と呼ばれている2種類のバッテリーが搭載されています。
【駆動用メインバッテリー】は少し高額となっており、交換費用は15万円ほどになります。
交換目安の年数はおよそ5年であるため、年間平均額は30,000円前後となります。
【補機用メインバッテリー】の交換費用は30,000円前後に収まりますが、交換目安の年数が少し短く、およそ3年前後となっております。
その為年間平均額は10,000円前後に収まります。

このバッテリー代については以下の記事でより深く調査していますので、気になる方はこちらの記事も読んでみてはいかがでしょうか？

年間維持費はおよそ40万円って本当?!月々いくら？

これらの合計額が1年間のプリウスの維持費になります。

ご参考いただければ幸いです。

といったようになり、年間平均維持費は402,000円になりました。

月々の平均にすると月平均33,500円となります。

かなり安全に、そして余裕をもった概算であるため、実際の場合とは異なる場合もありますが、ご了承ください。

ご自身の場合において再度計算されることで、より正確な見積もりが可能です。

プリウスと他の車の維持費は違うの？

ここまでプリウスの維持費についてご紹介についてご紹介させて頂きましたが、他のエコカーの維持費と違いはあるのでしょうか？
今回は日産のエコカー【ノート】とプリウスと同社製造の【アクア】について調査しました。
今回は比較を正確にするために、

• 自動車税
• 車検費用
• ガソリン代

の3点に絞り比較をしていきます。

日産ノートの維持費は？

まずは日産のノートと比較してみましょう。

日産ノートの自動車税

まずは自動車税を比較してみましょう。
ノートは排気量が1.2リットルのため、自動車税は比較的安くなります。
そのため、自動車税においてはノートの方がプリウスより費用が安くなります。

日産ノートの車検費用

次は車検費用を確認してみましょう。
自動車税においてはノートの方が優秀でしたが、自動車重量税において、プリウスほどの割引を受けることができないため、車検費用においてはノートの方が高くなります。

日産ノートのガソリン代

最後はガソリン代チェックしましょう。
ノートもかなりの低燃費となっており、リッター平均25kmと見事な低燃費を実現しています。
しかし、燃費においてはプリウスの方がリッター平均28kmとなっているため、この点ではプリウスの方が優秀と言えるでしょう。
以上をまとめるとノートの方が優秀のようにも見て取れますが、自動車税と自動車重量税の差の影響でノートとプリウスの維持費の差は大分少なくなってしまいました。

トヨタアクアの維持費は？

お次にアクアとプリウスについて比較していきます。

トヨタアクアの自動車税

まずは自動車税について比較してみましょう。
アクアは排気量が1,496リットルなのでプリウスより自動車税に関しては安くなります。

トヨタアクアの車検費用

次に車検費用に関して比較をします。
アクアもプリウス同様エコカー減税を受けられるため、自動車重量税に関しては差があまりなく、ここにおいてはパーツ代のみの差になります。
そのため今回はプリウスとアクアの間において車検費用の差はほぼない、とさせて頂きます。

トヨタアクアのガソリン代

最後にガソリン代について比較を進めます。
アクアは非常に優秀な低燃費性を持っており、リッター28km前後とプリウスと同等に優秀であり、ここでも燃費においてプリウスとアクアの間に差はほぼ無い、とさせて頂きます。
AQUAに関する気になる方はこちらの記事も併せてご覧ください。

エコカー同士では維持費の差は少ないかも？

ノートとアクアをプリウスと比較させて頂きました。

2台ともにおいてもプリウスと維持費において差は少なく、大きな特徴としてお伝えすることは出来ませんでした。

しかし、車両の本体価格においては大きな差があります。

エントリーモデルからの比較になりますが、

以上の表のように、ノートとアクアに比べプリウスは新車価格が50万円ほど高い、という点が見つかりました。

そのため、維持費だけでなく様々な観点からも検討するのが良さそうです。

よりプリウスの維持費を抑える方法はあるの？

ここまでプリウスの維持費について徹底比較して来ましたが、よりプリウスの維持費を抑える方法はあるのでしょうか？
より、自分にあった形でプリウスに乗ることでより良いカーライフが送れるはずです。

走行距離が少ない方はカーリースもオススメ！

年間走行距離が少ないけどレンタカーなどでは...といった方にオススメです！
カーリースの大きなメリットは

• 月額リース料金一律でお手頃価格になる
• リースできる車種は全て新車でラインナップも豊富
• メンテナンス費用が含まれたプランなら急な支出の心配もない

といったように、新車購入以外にもより経済的に乗る方法もあります！
プラン変更も一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか？

おすすめのカーリースは？

実際におすすめのカーリースをいくつかご紹介します！
それぞれのリース外車の特徴などもまとめたので、参考にしてみてください！

• 【KINTO】

KINTOに関してはこちらの記事でより詳しく説明しています。
合わせてご覧ください。

• 【リースナブル】

リースナブルは業界最安値のカーリースサービスです。

• 【カルモくん】

カルモくんを利用してみようかな…って方はこちらの記事も是非ご覧ください。

保険のプランを見直そう！

保険の契約を見直す、という方法もあります。

• より手軽な保険会社があった
• 必要のない契約を結んでいた
• 契約を見直すことで家族にとっても良い保険になった

など、少し取り組むのが面倒臭い...という方もいらっしゃるかもしれませんが、一度見直すことでもしかしたら家計の助けになるかもしれません！

車の保険についてはこちらの記事で解説しています。
1度ご覧になってはいかがでしょうか？

修理や車検をするなら自動車修理工場に頼もう！

修理や車検をするときに、ディーラーさんばかりを利用していませんか？
ディーラーは公式のお店に頼むので安心できる、といったメリットはありますが、純正パーツを使用したりする為に費用が割高になってしまいます。
少しでも費用を抑えたいなら安心と信頼の技術を持つ【自動車修理工場】に依頼しよう！

【まとめ】プリウスの維持費を抑えるなら自動車修理工場に修理を頼もう！

プリウスの維持費をより抑えたいのであれば修理や車検は【自動車修理工場】に依頼するのがおすすめです！
素敵なプリウスですが維持費はやはりそれ相応に必要になってしまいます。
維持費を節約して、更に快適なカーライフにしましょう！

【今回の記事のまとめ】

• エコカー減税で税金はかなり抑えられる！
• 車検費用も安くなる！
• 細かな支出もしっかり覚えておこう！
• プリウスの年間維持費はおよそ40万円！
• アクアやノートなどとは維持費は変わりにくい
• 保険の見直しでさらに費用は下がるかも？
• 年間走行距離が少ない方はカーリースがオススメ！
• 修理は車検には【自動車修理工場】を使うと費用が抑えられる！
• 自動車整備工場でのメンテナンス費用が気になる方はこちらをチェック！

メンテモでメンテナンスを依頼する